【ポケモンSV】構築の種類|対面・サイクル・展開構築・スタンパの解説

パーティの考え方

おはこんハロチャオー! あまたです。

このページでは、

構築の種類

について解説していきます。

パーティ・構築の組み方についてはこちらを参照ください。


ランクマをする上で重要すぎるのが「パーティ・構築」です。

強いポケモン(BIG6など)を詰め込めば勝てる…とはいかないのが、ポケモンバトルのおもしろいところです。

「パーティ・構築」を練ることでいろいろなポケモンが意外な活躍をしてくれます(パチリスとか)

パーティを練るって具体的にどんな感じで組めばいいんだろう…?

あまた
あまた

じゃあ、有名な構築の種類について解説していこう!

ランクバトルでよく使われている構築は、大きく分けて3+1種類に分けることができます。

  • 対面構築
  • サイクル構築
  • 展開構築(積み構築・ギミック構築などとも呼ばれる)
  • スタンパ

このページではそれぞれについてざっくりと解説します。

詳しく知りたい場合は、各種専用ページに足をお運びください!

※スタンパの組み方はこちら

対面構築|1vs1のタイマン性能が高い

対面構築は、交代をあまり使わない「1vs1のタイマンで勝つ」ことに重きを置いた構築です。

どちらかといえば「攻め」寄りな構築です。

採用されるポケモンの特徴として「対面性能の高いポケモン」があげられます。

~対面性能の高いポケモン~
行動保証があり、多くのポケモンに対して打点があるポケモンのこと
 ミミッキュ  ハバタクカミ   ガブリアス パオジアン  ウーラオス 画像引用:https://zukan.pokemon.co.jp/

※行動保証:最低でも1回は行動できる状態のこと
きあいのタスキ・ばけのかわ・こだわりスカーフ・先制技・とつげきチョッキetc…

1vs1を3回繰り返して最終的に1:0で勝てばいいという考え方がされている構築です。

良いところ

  • 複雑なプレイを求められない
  • 数的有利で一気に勝ちやすくなる

複雑なプレイを求められない

基本的には目の前の相手への高打点or裏のポケモンにも一貫する高打点で攻撃します。

自分自身は交代しないので、バトル中の行動がシンプルであり「釣り交換」のような複雑なプレイを要求されません。
※釣り交換:相手の交代に合わせて、自分は相手の交代先に有利なポケモンに交代すること

目の前の相手に対して強い技を打つだけなので初心者向きでもあります。

数的有利で一気に勝ちやすくなる

目の前の相手を倒して数的有利をとれば、それだけで勝ちが見えてきます。

残り2体の相手に対しても高火力技で負荷をかけていくので、相手は受けきれなくなりサイクル崩壊するからです。
※サイクル崩壊:有利なポケモンで受けていたが、被ダメージが大きくなり受けきれなくなること

悪いところ

  • 選出がむずかしい
  • 切らされるテラスタルをしがち

選出がむずかしい

対面構築では、数的有利をとることが非常に大切です。

だからこそ初手をだれにするかが重要となります。

また、相手のパーティをみて有利をとりやすいポケモンを選出しなければ勝てません。

選出時点で勝敗の7~8割が決定してしまうほどの重要性があるので、対面構築は選出がむずかしいです。

切らされるテラスタルをしがち

対面構築では不利対面をとった際に、数的不利をとらないようにテラスタルでタイプを変えることで強引に不利対面を突破します。

テラスタルは切りたいタイミングで使うのが強いと思っています。

不利対面をとったときの、強要されるその場しのぎのテラスタルをさせられやすいのは、対面構築の欠点だといえます。

サイクル構築|交代して有利対面を作る

サイクル構築は、交代を使って常に有利対面を作りながら戦う構築です。

どちらかといえば「受け」寄りな構築です。

採用されるポケモンの特徴として「高耐久」であることがあげられます。

~サイクルしやすいポケモン~
●何度も攻撃を受けれる高い耐久力、補助技で相手の盤面を崩せるポケモンのこと
●高い耐久力に加えて、とんぼがえり・ボルトチェンジなどの交代技を使えるポケモンのこと
ラウドボーン       画像引用:https://zukan.pokemon.co.jp/

補助技の例)おにび・あくび・どくどく・ステルスロック・回復技、etc…

常に有利対面を作ることで、焦らずじっくりとダメージを与えて相手を倒していきます。

また、ダメージを大きく削れなかったとしても、相手が高耐久ポケモンを突破できない場合はTODを狙うことができます。
※TOD:タイム オーバー デス のこと。時間切れによる判定勝ちすることを指します

良いところ

  • 柔軟な立ち回りができる
  • 自分の意志でテラスタルを使いやすい

柔軟な立ち回りができる

サイクル構築は、交代や補助技を使うことで様子見ができる構築です。

だからこそ相手に対応しながら柔軟に立ち回ることができます。

プレイング次第で不利な相手にも逆転できるほどの臨機応変さがあります。

自分の意志でテラスタルを使いやすい

常に有利対面を作っていくサイクル構築では、相手のポケモンの型や選出をあぶりだすことができます。

相手のポケモンの型や選出がわかれば、相手目線からはわからない有利なテラスタルを切ることができます。

その場しのぎとなる切らされるテラスタルと違って、その後の戦局にも有利をとれるテラスタルができるのは、サイクル構築の大きな利点です。

悪いところ

  • プレイングがむずかしい
  • 急所や一撃必殺などで負けやすい

プレイングがむずかしい

サイクル構築は、読みあいが最も多く発生する構築ともいわれています。

選出読み・交代読み・テラス読み…さまざまな選択肢から安定択をとるのか攻めた択をとるのか判断しなければなりません。
※択:Aをされるなら1の行動が、Bをされるなら2が正解となるような2者択一選択肢のこと

択を通すためには知識や流行りを知っておく必要があります。

どうしても高度なプレイングを要求される場面が発生するので初心者向けの構築ではありません。

急所や一撃必殺などで負けやすい

有利対面を作るために何度も交代していると被弾数が増えていきます。

被弾数が増えると、急所を引いてしまう可能性も増えてしまいます。

急所でなければ耐えられるという場面で急所に当たってしまうような事故がサイクル構築にはつきものです。

同じように一撃必殺の被弾率や技の追加効果を引いてしまう確率も増加します。

サイクル構築は事故による負けが生じやすいことがデメリットです。

展開構築|自分の有利な状況を整える

展開構築は、変化技などで自分の盤面を整えてエースが活躍できるようにしていく構築です。

どちらかというと「攻め」寄りな構築です。

「起点作成」ができるポケモンが採用されます。

~起点作成要員~
●裏のポケモンが活躍できる場を整える役割をもったポケモンのこと
       画像引用:https://zukan.pokemon.co.jp/

※ステルスロック・あくび・リフレクター・積み技・天候・バトンタッチ・トリックルームなど

基本的には1,2体がサポート、1体がエースとして動いて相手を倒していきます。

エースとなるポケモンは、高い攻撃性能or広い技範囲orその両方をもっているポケモンが採用されます。

良いところ

  • プレイングが簡単(初心者向け)
  • はまれば一瞬で勝ちにつながる

プレイングが簡単(初心者向け)

展開構築は「起点を作る→エースで倒す」という流れが決められています。

構築全体でやることが決められているのでプレイングが簡単です。

自分のしたいことを一方的に押し付けることで勝ちを狙いにいくので、相手にあまり左右されないプレイができる点が初心者向きだといえます。

例1)オーロンゲで壁を貼ってコノヨザルで全抜きを狙う

例2)ペリッパーで雨を降らせてイルカマン・イダイトウが超火力を打ちまくる

はまれば一瞬で勝ちにつながる

自分のやりたいことを押し付けることで勝ちを狙いに行く展開構築。

相手がこちらのやりたいことに対応できなければ、一瞬で勝ちにつながります。

はまればほんの4~5ターンで勝てたりすることが展開構築の良い点です。

悪いところ

  • 構築作成がむずかしい
  • 対策されていると何もできない

構築作成がむずかしい

構築作成の段階から強いと思える動きを用意する必要があります。

また、想定通りの動きを実際のバトルでできるかどうかも想像する必要があります。

実際にランクバトルで実践していくことで洗練していくか、脳内で完璧なシミュレーションを重ねることで構築の完成度が上がっていきます。

勝てる構築にするまではすこし時間がかかってしまいます。

対策されていると何もできない

基本的にやることが決められているのが展開構築です。

相手に対策されていた場合、何もできずに負けてしまうときがあります。

特にエースポケモンがやられてしまった場合は、他のサポート要員だけではまともに戦えないことが多いです。

パーティ単位で型バレしやすいという側面もあるので、割り切る必要があります。

構築の3すくみ

ここまでで紹介してきた3つの構築。

一般的には3すくみの関係にあるといわれています。

  • 対面構築は、展開構築の起点作成を許さずそのまま押し切ることができます。
  • サイクル構築は、対面構築の火力を有利対面でいなすことで受けきることができます。
  • 展開構築は、サイクル構築を積み技や有利な状況を整えてサイクルを崩すことができます。

どの構築が1番強いということはありません。

もちろんポケモン自体の相性やプレイングによって強さ関係は逆転します。

まずはあなた合った構築を試してみてほしいです。

そして、3種類の構築を知った上で+1種の「スタンパ構築」を紹介したいと思います。

スタンパ|臨機応変に立ち回れる

スタンパとは、スタンダードパーティのことです。

今まで紹介した3種類の構築の良いとこどりをしたような構築です。

「攻め」も「受け」も両立できるのが特徴です。

対面性能・受け性能・崩し性能・サイクル性能をもっているポケモンが選ばれやすく、600族のような有名で強力なポケモンが使われる傾向にあります。
  ハバタクカミ ミミッキュ サーフゴー ウーラオス パオジアン  画像引用:https://zukan.pokemon.co.jp/

●崩し性能:受けポケモンに対して”積み技”や”火力UPアイテム”で受けを崩す性能のこと

良いところ

  • 相手を選ばず戦える

相手を選ばず戦える

対面チックな相手にはサイクルを回しながら、

サイクルチックな相手には崩し性能をもって、

展開してきそうなら対面的に押し切って戦うことができます。

様々な相手に対して柔軟に対応し、不利を取らずにバトルを進められます。

実際、上位に入っている構築はスタンパが多い傾向にあります。

悪いところ

  • 扱うのがむずかしい

扱うのがむずかしい

とにかく扱うことがむずかしいです。

  • 選出時に相手のパーティを見てどんな構築かを見極める必要がある
  • 自分に対して選出されるポケモンを見極める必要がある
  • 適切なポケモンを選出する
  • バトル中に読みあいが発生する

スタンパは、プレイングもサイクル構築ほどはないにしろ要求される構築です。

展開構築のように入念な場の整備もしないので、1体のポケモンで全抜きするようなパワーもありません。

自身のパーティへの理解度や構築力が低いと瞬殺されるような場面もある構築です。

スタンパを使う場合は、常に構築の完成度を高めながらプレイングミスを減らすように意識しなければなりません。

まとめ|まずは好みの構築を!

構築・パーティの種類について解説していきました。

それぞれの特徴について解説しましたが、あまり深く考えずにパーティを組んでみてください。

バトルを繰り返すうちに自分はどのような戦い方が好きなのかがわかってきます。

そんなときに構築の種類について思い出してもらえれば、構築の動かし方がわかると思います。

パーティ・構築の組み方については別のページで詳しく解説しています。

それではまた別のページで会いましょう!

オーリムAI

コメント

タイトルとURLをコピーしました