ポケモン対戦の基本(わざ編)

ポケモンの基本

おはこんハロチャオー! あまたです。

このページでは、

ポケモンバトルの基本:わざ

についてまとめています。

超基本的な要素である「タイプ相性」については前のページで解説しています。

子供のころにポケモンで遊んだ方も多くいらっしゃるでしょうが、そのころふと疑問に思ったことはないでしょうか?

「つるぎのまい」で攻撃力を上げるよりも、殴ったほうが強くね??

変化技みたいなダメージを与えられない技っているか??

めっちゃわかります(笑)

ですが、変化技はポケモン対戦にとってかなり重要な要素です。

ほかにもこんなことがなかったでしょうか?

  • 10まんボルト(威力95)よりもワイルドボルト(威力90)のほうが相手に大きなダメージを与えられた

何かふしぎな現象ですよね?

これはポケモン対戦においてあまり知られていない仕様がはたらいているからです。

このページでは、技の種類について解説していきます。

読み終わったときには「変化技の強さ」と「10まんボルトとワイルドボルトの違い」がわかるようになっているでしょう!

わざの種類

わざの種類は大きく分けて2つあります。

  • 攻撃技:たいあたり、ひのこ など
  • 変化技:しっぽをふる、なきごえ など

ストーリー中にポケモンに優先して覚えさせるのは「攻撃技」だと思います。

そしてすぐに忘れさせられるのが「変化技」です。

しかし対戦における「ランクバトル」では「変化技」を駆使する場面がおおくあります。

変化技

変化技にはいろいろな特徴があります。

能力を上げたり下げたりする技つるぎのまい・いとをはく etc…
状態異常技おにび・どくどく etc…
回復技じこさいせい・いのちのしずく etc…
行動を制限する技ちょうはつ・アンコール etc…
その他みがわり・スキルスワップ etc…

はっきり言うと種類が多すぎてまとめきれないです。

さらに、対象を選択する技としては、大きく分けると3種類に分けられます。

  • 自分(味方)に作用する技 : つるぎのまい・いのちのしずく など
  • 敵(敵全体)に作用する技 : ちょうはつ・いとをはく など
  • フィールドに作用する技 : リフレクター・トリックルーム など

もっと細かく分けることもできますが、かなりややこしくなるので割愛します。

では「変化技の何が強い」のでしょうか?

それは「バトルの流れを操作できる」点です。

変化技はバトルの流れを操作できる

いや、攻撃技のほうが相手を倒せるんだから、

バトルの流れつかめるでしょ??

と思ったかもしれません。

ですが、変化技は様々な状況で役に立ちます。

参考までにポケモンSVシーズン1の最終1位をとったバンビーさんの構築を見てみましょう。

技4つがすべて攻撃技であるポケモンがいないのがわかるでしょうか?

・ガブリアスは「状態異常:ねむり」に備えて「ねごと」を採用
・コノヨザルは「パーティをサポート」するための「ステルスロック」
・ウルガモスは攻撃を受けつつアタッカーもできるように「あさのひざし」「ちょうのまい」
・カイリューは相手のポケモンをハメるために「アンコール」を採用

などなど、変化技を入れることでバトルの流れを操作できるようにしています。

特に「こだわりハチマキ」を持っているガブリアスでさえ、攻撃技4つではなく状態異常をケアする構成となっています。

参考元:https://www.youtube.com/watch?v=OeWCb7j-2X4

これは攻撃技で圧力をかける以上に、ねむり状態に耐性を持ったほうが強いと判断したからです。

ぼくが使っていたパーティにも変化技を多く採用しており、実際にそのポケモン達が大活躍してくれました。

構築パーティー
エースであるガブリアスとボーマンダ以外は変化技を採用している

ランクバトルは、火力の高いポケモンで火力の高い技を打っているだけでは勝てないことがほとんどです。

なぜなら、それ以上に硬いポケモンや相性の良いタイプに交換されて受けられるからです。

また、相手の変化技によるからめ手で、パーティを崩されることが多いです。

そこから逆転されてしまいます。

変化技を使うことで、自分のやりたい盤面を整えたり、逆に相手のやりたいことを妨害したりし、バトルの流れを変化させて有利な状況をつくれます。

どういった変化技が多く使われているのかは、”ランクマ対戦の基本”で解説していきます。

攻撃技

じつは攻撃技には2種類が存在しています。

それが「10まんボルトとワイルドボルトの違い」です。

  • 物理技:たいあたり、ワイルドボルト など
  • 特殊技:ひのこ、10まんボルト など

物理?特殊?となるかもしれませんが、とても重要な技の要素です。

ポケモンの技を確認した際に「マーク」を見た覚えがあると思います。

物理技が衝撃のようなマーク、特殊技が波紋のようなマークです。

ポケモンのゲーム内でも確認できるので、一度見てみてください。

また、ポケモンのステータスに「こうげき・ぼうぎょ」と「とくこう・とくぼう」があるのは気付いていますでしょうか?

このステータスは物理技・特殊技と密接に関係しています。

  • こうげき・ぼうぎょ:物理技のダメージ計算に使われるステータス
  • とくこう・とくぼう:特殊技のダメージ計算に使われるステータス

※ダメージ計算の方法はおいおいとします。

実はテーブルシティで受けられる「バトル学の授業」でも解説されていたりします。

あなたは授業をさぼってないでしょうか??

物理技を得意とするポケモンは、ガブリアスのような「こうげき」が高いポケモンです。

ポケモン図鑑(公式)より引用:https://zukan.pokemon.co.jp/detail/445

また、物理を受けるのが得意なのは、クレベースのような「ぼうぎょ」が高いポケモンです。

ポケモン図鑑(公式)より引用:https://zukan.pokemon.co.jp/detail/713

一方で特殊技を得意とするのは、ウルガモスのような「とくこう」が高いポケモンです。

ポケモン図鑑(公式)より引用:https://zukan.pokemon.co.jp/detail/637

また、特殊を受けるのが得意なのは、ヌメルゴンのような「とくぼう」が高いポケモンです。

ポケモン図鑑(公式)より引用:https://zukan.pokemon.co.jp/detail/706

ポケモンの種類によって得意不得意があります。

特殊が得意なウルガモスで物理技のフレアドライブで攻撃しても思ったよりもダメージが与えられません。

しかし、ウルガモスが得意な特殊技のだいもんじであれば大ダメージを期待できます。

同様に、物理技を受けるのが得意なクレベースで、特殊技の10まんボルトを受けると手痛いダメージを受けてしまいます。

しかし、クレベースが得意な物理技のワイルドボルトを受けるとかすり傷で済むかもしれません。

物理技

物理技には大きく分けて以下のような特徴があります。

  • 接触技が多い
  • 反動ダメージ技がある
  • 状態異常の「やけど」の影響を受ける
  • 特性「いかく」の影響を受ける

もちろん例外もありますが、このような特徴がみられます。

「接触技・非接触技」は重要なので後で掘り下げて解説します。

「反動ダメージ技」とは、ワイルドボルトやフレアドライブのような、攻撃後に技を打ったポケモンもダメージを受ける技のことです。

反動技は、特殊技よりも物理技のほうが多いです。

「状態異常のやけど」は、毎ターンダメージを受けるだけでなく、物理技の威力を半分にする効果もあります。

特殊技は状態異常の影響を受けないので、「やけど」は物理と特殊を語る上で重要な状態異常だといえます。

「特性:いかく」は場に出ただけで相手のこうげきを1段階下げることができる優秀な特性です。

とくこうを下げるような特性は現時点で登場していないので、「いかく」が物理と特殊を語る上で重要な特性だといえます。(2023年1月時点)

接触技・非接触技

「接触技」とは、相手に触れながら攻撃する技です。
例.)たいあたり、ワイルドボルト など

一方で「非接触技」は、相手に触れない攻撃です。
例.)このは、じしん など

「接触技・非接触技」は物理技・特殊技と違ってゲーム内で確認することができません

感覚で覚えるか、「ポケモン徹底攻略」様のような攻略サイトで確認してください。
※リンク先は「技:じしん」のページ

「接触技」にはデメリットが多くあるので、少なくとも以下のことを意識しておく必要があります。

  • 「特性:さめはだ」「道具:ゴツゴツメット」のダメージを受ける
  • 「特性:ほのおのからだ」「特性:せいでんき」などの影響で状態異常になる危険性がある

ランクバトルで頻繁に見られるのは上記のような場面です。

他にも「特性:わるいてぐせ」などの影響もありますが、頻繁には見られないので割愛します。

特殊技

特殊技には大きく分けて以下のような特徴があります。

  • ほとんどが非接触技
  • 特性や状態異常の影響を受けにくい
  • 高火力技の中に使用後とくこうの下がる技がある
  • 高火力技に命中率が低いものが多い

もちろん例外もありますが、↑のような特徴があります。

特殊技はほとんどが「非接触技」です。

ポケモンSVでの「接触技の特殊技」は以下の通りです。
・ドレインキッス
・くさむすび
・はなふぶき
・まとわりつく
・イナズマドライブ

例外となるこれらの技は頭の隅に置いていてもいいでしょう。

特殊技は「特性や状態異常」の影響は受けにくいことが多いです。

物理技のようにやけどで威力が半減にならないですし、特性によって直ぐにとくこうが下げられることもありません

一方で、高火力技のデメリットとして「とくこうが下がる技」が多いです。

「オーバーヒート」や「りゅうせいぐん」が代表的です。

また、高火力技のもう1つのデメリットとして「命中率が低い」のも特徴的です。

「だいもんじ」や「ハイドロポンプ」が代表的です。

特殊の高火力技はそもそも当たらなかったり、連発しにくい特徴があるので注意しましょう。

まとめ

このページではポケモンの技について解説していきました。

中でも初心者の方に覚えておいてほしいのは、ぶっちゃけ3つのことです。

  • 「変化技」は「バトルの流れを操作」できる強力な選択肢。
  • 攻撃技には「物理技」と「特殊技」がある。
  • ポケモンによって「物理技」「特殊技」の得意不得意がある。

特に変化技を蔑ろにしていてはランクバトルで勝っていくことが難しいです。

もし好きなポケモンがいて、いっしょにランクバトルを勝ち進んでいきたいのなら、好きなポケモンがどんな技を覚えるのか、よく調べてみてください。

今まで使っていなかった技がとっても強いかもしれませんよ!

次のページでは「特性」ついて触れていきます。

こちらもポケモン対戦において非常に重要な要素ですので、お見逃しなく!

それではまた別のページで会いましょう!

オーリムAI

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