おはこんハロチャオー! あまたです。
このページでは
ポケモンSVシングルS3|HBブラッキー
の個体紹介をしていきます。
ブラッキーの育成に困っている人や、使い方が難しい人は参考にしていってください。
今回使用したブラッキーの評価
星4 ★★★★☆
一線級で戦えます!
投稿日がブラッキーの日(2月7日)となっています。覚えといてあげてね!
個体紹介(調整)
- 技:イカサマ・欠伸・守る・願い事
- ステータス:202-*–178↑-80-151-85 (HB252 D4)
- 特性:せいしんりょく
- テラスタイプ:フェアリー
- 持ち物:たべのこし
古き良き時代から使われ続けているHBブラッキー。
ポケモンホームでもブラッキーの技構成は75%の確率でこの型でした。
パラドックスが解禁されたことで、ハバタクカミ・テツノカイナ・テツノブジン・などの弱点を突いてくる強力なポケモンが増えました。
さらに「アンコール」による行動制限もよりいっそう警戒が必要な環境となっています。
一方、こだいかっせいとクォークチャージの特徴として、ブーストエナジーによる能力上昇が1度きりです。
よって、あくびによる交代圧力はとても有効だと考えられます。
また、今環境はSラインがかなり高くなり、最速で採用されるポケモンが増えた気がします。
今までの環境よりも性格補正が火力に振られにくくなっている気もするような…。
※あくまで気がするだけかも…
よって今環境でもブラッキーはまだまだ戦えると判断しましたので、いつもの型と技構成で戦ってもらおうと思います。
テラスタイプ:フェアリー
ブラッキーのテラスタイプとしてよく採用されているのは、 どく と フェアリー です。
(個人的にはノーマルも強い)
今回採用するのは フェアリー です。
フェアリータイプの利点
- 弱点がどく・はがねと環境にそこまで多くない
- 元々苦手なかくとう・むしを半減にできる
- フェアリー技を等倍で受けられる
フェアリータイプの悪い点
- ドドゲザン・ハッサムの攻撃が痛い
どくタイプの利点
- 元々苦手なかくとう・むし・フェアリーのすべてを半減にできる
どくタイプの悪い点
- 不一致じしんが抜群になる
ノーマルタイプの利点
- 弱点がかくとうだけとなり、受けられる範囲が増える
- ノーマルタイプが数値受けと相性がいい
ノーマルタイプの悪い点
- テラス前後でかくとう技が一貫する
シーズン1,2ではどくテラスを使用していましたが、じしんのダメージが特に痛く、物理受けとしては致命的なデメリットだったと感じています。
どくテラスの場合 ※楽観的に計算
- ようきガブリアス じしん:57.4%~68.3% 確定2発
- ようきセグレイブ じしん:41.5%~49.5% 確定3発
- いじっぱりセグレイブ :45.5%~54.4% 乱数2発(52.34%)
一方、フェアリーは不一致で打たれる技がアイアンヘッドであることが多く、大ダメージにつながることが少ないです。
フェアリーテラスの場合 ※厳しめに計算
- 鉢巻ガブリアス アイアンヘッド:45.5%~54.4% 乱数2発(52.34%)
- 攻撃活性トドロクツキ アイアンヘッド:45.5%~54.4% 乱数2発(52.34%)
パラドックス環境ではフェアリータイプ・かくとうタイプ・むしタイプが増えたことにより、後出しで受けることがむずかしくなりました。
また、ブラッキーは数値的に等倍で受けられる範囲が非常に広いのが魅力的ですが、鉢巻ガブリアスや鉢巻カイリューのげきりんなどは受けきれないです。
そこにフェアリーテラスがかなり生きてきます。
上記の非常に強力なアタッカーに対して、よっぽど火力をUPされていない限りは対応できます(ダメ計参照)。
ダメージ計算|チョッキセグレイブをカモれる硬さ
基本的には物理技を受けるので物理メインでダメ計しています。
テツノブジン・カイリュー・ドラパルトに関しては特殊も考慮します。
①弱点を突いてくる火力の高いポケモン
VSテツノカイナ(いじっぱりAD252)
- インファイト:80.1%~95.0% 確定2発
- クォークチャージあり:103.9%~ 確定1発
- じゃれつく 39.6%~47.5% 確定3発
- クォークチャージあり:51.4%~61.3% 確定2発
- フェアリーテラス後
- クォークチャージありインファイト:25.7%~30.6% 確定4発
- クォークチャージありじゃれつく:25.7%~30.6% 確定4発
- クォークチャージありワイルドボルト:38.6%~46.0% 確定3発
VSテツノブジン(いじっぱりAS252)
- ソウルクラッシュ:48.5%~57.4% 乱数2発(91.79%)
- クォークチャージあり:62.3%~74.2% 確定2発
- インファイト:75.2%~90.0% 確定2発
- クォークチャージあり:99.0%~116.8% 乱数1発(87.5%)
- フェアリーテラス後
- クォークチャージありソウルクラッシュ:31.1%~37.1% 乱数3発(77.78%)
- クォークチャージありインファイト:24.7%~29.2% 乱数4発(99.87%)
VSテツノブジン(ひかえめCS)
- ムーンフォース:66.3%~80.1% 確定2発
- クォークチャージありムーンフォース:87.1%~103.9% 乱数1発(18.75%)
- フェアリーテラス後
- クォークチャージありムーンフォース:43.5%~51.9% 乱数2発(11.32%)
②等倍に対する安定度参考例
VSトドロクツキ(いじっぱりAS252)
- ブーストエナジー消費後 古代活性テラスアクロバット:47.5%~56.4% 乱数2発(83.2%)
- 古代活性げきりん:40.0%~47.5% 確定3発
VSセグレイブ(いじっぱりAS252)
- きょけんとつげき:41.5%~49.0% 確定3発
- いかさまダイスのつららばり:35.6%~54.4% 乱数2発(4.92%)
- いのちのたま剣舞つららばり:43.5%~136.1% 乱数1発(20.93%)
- いのちのたま剣舞氷テラスつららばり:59.4%~180.6% 乱数1発(43.75%)
- いのちのたま剣舞きょけんとつげき:105.9%~125.2% 確定1発
VSカイリュー(いじっぱりAS252)
- 鉢巻ノーマルテラスしんそく:38.6%~46.0% 確定3発
- 鉢巻げきりん:57.9%~68.3% 確定2発
- A+1飛行テラバースト:51.4%~61.3% 確定2発
VSカイリュー(ずぶといC252)
- りゅうせいぐん:37.1%~43.5% 確定3発
VSドラパルト(いじっぱりAS252)
- 鉢巻ドラゴンアロー:44.5%~53.4% 乱数2発(15.17%)
- いのちのたまドラゴンアロー:39.6%~47.5% 確定3発
VSドラパルト(ひかえめCS252)
- 眼鏡りゅうせいぐん:59.9%~71.2% 確定2発
- いのちのたまりゅうせいぐん:52.9%~62.3% 確定2発
VSドラパルト(せっかちAC252)
- いのちのたまドラゴンアロー+りゅうせいぐん:83.7%~100.0% 瀕4率0.02%
VSテツノツツミ(ひかえめCS252)
- ハイドロポンプ:39.1%~46.5% 確定3発
VSテツノドクガ(ひかえめCS252)
- マジカルシャイン:42.5%~50.4% 乱数2発(1.17%)
硬すぎやろ…
対戦の使い勝手|セグレイブ&鉢巻カイリューに強い
S3の30戦分の所感となります。
- セグレイブ&鉢巻カイリューに強い
- 先制技が多い環境→マッハパンチが増えた?
- ハバタクカミがキツイ
- エレキフィールド=睡眠妨害は当たったことがない
- 受けポケにテラスを切るのがもったいない
セグレイブ&鉢巻カイリューに強い
今環境はとつげきチョッキセグレイブが大流行しています。
しかしブラッキーの耐久であれば急所でない限り受けきれます。(ダメ計)
正直カモです。ネギしょってやってきてます。
ただし珠持ち剣舞セグレイブは危険です。
きょけんとつげきに合わせてフェアリーテラスを切ってイカサマで返り討ちにする方法もあります。
つららばりだとしてもギリギリ生存率のほうが高い(乱1/43.75%)ので、有利にイカサマで返せます。
鉢巻カイリューに関しても、かなり有利に立ち回りできます。(ダメ計)
げきりんはテラスで無効化、しんそくはテラス込みでも余裕があります。
カイリューはハバタクカミやテツノツツミのおかげで鉢巻型が再び増えてきました。
火力が高く怖いポケモンですが、割とブラッキーであれば怖がらずに対応できます。
「りゅうまい飛行テラバースト」&「アンコール」にだけは気を付けてください。
先制技が多い環境→マッハパンチが増えた?
体感かもしれないですが、マッハパンチ持ちが増えたように思えます。
実際、ぼく自身も先制技がかなり重要な立ち位置になると思っている環境です。
理由は3つあります。
- 全体的なSラインをこの4体ハバタクカミ・テツノツツミが引き上げた
- マッハパンチorバレットパンチがこの4体にバツグンを付ける
- この4体が割と低耐久
上記の理由より、先制技のスイープ性能が高いので今まで以上に先制技の警戒が必要だと思っています。
間接的にブラッキーにとっては弱点となるマッハパンチがそれなりに痛いです。
キノガッサのマッハパンチが最高打点(38.6%~45.5%)ですが、削れた状態からだと受けきれなかったりするので注意が必要だと感じています。
ハバタクカミがキツイ
キツイ
なんなんC135って
もし受ける必要があるならば、テラスが残った状態でシャドーボールに受けだす必要があります。
フェアリーテラスで受けれる態勢であれば、A0個体でもH4振りハバタクカミをイカサマ4発で倒せるので有利寄りです。
ちょうはつ? 無理だね(笑)
できれば裏でしっかり対策したいところ
エレキフィールドは意外と少ない
Youtuberの配信などをみているとたまにバチンウニを見かけますが、そこまで数が多いわけではありません。
エレキフィールド=眠らない状態を作られてしまえばブラッキーのあくびが無力化するので嬉しくない環境だと思っていました。
ふたを開ければバチンウニはそこまで多くないので、あくびによる強制交代の戦術はかなり生きる環境だと思っています。
1度でも流してしまえば、持ち物なしのパラドックスがでてくるだけなのでそこまで怖くありません。
受けポケにテラスを切るのがもったいない
いま、アタッカーを飛行テラバーストカイリューにしているのですが、ブラッキーにテラスを切るのがもったいないです(笑)
裏のアタッカーポケモンはテラス無しで十分に強いポケモンを置くことが重要だと感じました。
相性の良いポケモン
個人的な相性の良いポケモンを紹介していきます。
たぶんもっといいポケモンがいる(笑)
ブラッキーとしては攻めが苦手なので、広い範囲を攻撃できたり、流行りのポケモンに刺さったりするアタッカーをオススメします。
セグレイブ@とつげきチョッキ
ようきAS252
たぶんサーフゴーを意識しないのなら、いじっぱりAS252でもいいです。
テツノツツミにも強く出られるポケモンとして重要な立ち位置です。
ハバタクカミも対面からであればムーンフォースをギリギリ耐えて、返しのつららばり3発で倒せます。
耐久振りとフェアリーテラスは無理。
というより”とつげきチョッキ”とブラッキーの相性がよさそう。
ハッサム@いのちのたま
いじっぱりHA252の珠ッサムというやつ
ブラッキーの苦手なH4ハバタクカミをバレットパンチでワンパンできます。
きあいのタスキはキツイ
B4テツノツツミもハイドロポンプ(~80.3%)を耐えてから、インファイトでワンパンできます。
いのちのたまなのでHP管理が大変であり、過労4しないか気を付ける必要有り。
ハバタクカミ@きあいのタスキ
おくびょうCS252
かくとう技を透かすことのできるゴースト枠
優秀なフェアリー打点
こいつも耐久がペラペラなので過労4寸前です。
おそらく役割対象を明確にしてCを削ってH振りとつげきチョッキにしたほうがブラッキーとサイクルが回せます。おそらく(笑)。
高速回復技がないので過信はできないが、高速回復技があれば相手にしたくないのでこれでよかった。
サーフゴー@なんでもOK
受けのタイプ相性(フェアリー&むし半減・かくとう無効)が良すぎます。
スカーフトリックができるアタッカーが一番使用感◎。
ブラッキーのフェアリーテラス後もそれなりに相性がいいが、ほのおとじめんが一貫するのが気になります。
まあ元々一貫していたので気にしない(笑)
まとめ
ランクマS3のブラッキーについて考察していきました。
パラドックスが来たことにより苦手な相手は増えましたが、あくびによる交代を誘導することでパラドックスの特性を無しにすることができます。
まだまだ一線級で戦っていけるポケモンです。
とくに、物理アタッカー相手には等倍であればほぼほぼ受けられます。
また、フェアリーテラスすることで、さらに多くのポケモンに対して有利に立ち回ることが可能です。
今後、準伝やヒスイ組が来てからの環境の変化でどのようになるかは不明ですが、シリーズ2の環境では活躍できるポケモンであると期待しています。
ポケモンの個体紹介以外にも初心者向けの解説ページや、構築記事もUPしております。
きっとランクバトルで勝ちたいあなたの助けになりますので、ぜひ覗いていってください。
それではまた別のページで会いましょう!
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